HSPの私が楽に生きるために気をつけている10のこと | ページ 3 | ライフ論

HSPの私が楽に生きるために気をつけている10のこと

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悲しいニュースを見ないようにする

テレビでは様々なニュース映像が流れます。交通事故や殺人事件、災害の報道は精神的に辛いものが多いです。私の場合は人が死亡したニュースはなるべく避けています。病気や事故といった内容にかかわらず、やはり誰かが亡くなるのは悲しいことです。

映画やドラマで人が亡くなっても涙することがあります。ただ、フィクションとノンフィクションでは気持ちの受け止め方が多少違います。実際に起きた出来事を映画化したもので、史実に忠実な作品はよりいっそう悲しい気分になります。そしてそれがとても作品を見終わったあとでも長く続くことになります。

「火垂るの墓」や「この世界の片隅に」を見たあと、どんな人も悲しい気持ちを抱くと思います。5歳くらいのときに初めて「火垂るの墓」をテレビで見ました。その当時、私は節子と見た目が似ていると母から言われ、自分はこんなふうになるんだろうかと考えていました。子どもながらに死ぬのはどんな気持ちなのか考えさせられました。

「この世界の片隅に」をテレビで見た時、”戦争は悲惨”という考えよりも、小さな命を救えなかったことが辛く、悲しかったです。自分には何もできず、大切な子を死なせてしまった後悔が尾を引いて、しばらく重苦しい気持ちになりました。登場人物への感情移入が強いと言うべきなのでしょうか。自分がとても無力な存在だと思わずにいられませんでした。とにかく見終えたその日は、一日ずっと疲れのような、吐き気のような気持ち悪さを感じて過ごしました。

ある時期まで、誰もがみんな同じように悲しい気持ちになると信じていました。涙があふれるのは自分が泣き虫で、泣くのを我慢できないからだと思っていました。名作と言われる映画の中で、戦争を題材にした評価の高い作品はたくさんあります。それらの作品を辛くなるから見たくないとは言えませんでした。そう言うと戦争の悲惨さから目をそむけていると言われたり、感性を疑われたりすることさえありました。

今も「辛くて悲しくなるから」という理由で避けている作品があります。

今では、何日も暗い気持ちを引きずるくらいなら見ないほうがいいと思っています。この先「辛い気持ちになっても観たい!」と思える作品も出てくるかもしれません。

戦争や悲惨な歴史という現実から目を背けるのではありません。自分がひどく辛い気持ちになるという現実を受け止めているだけです。どんなに頑張っても悲しい気持ちを感じないようにすることはできないというのがHSPの現実です。

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いつもお菓子を持ち歩く

お腹が空きすぎると吐き気がするため、 いつもお菓子を持ち歩いています。小腹を満たせるものをカバンに入れている社会人は周りにもいますので特別珍しいこともないでしょう。

ただ、HSCの小中学生となると間食は難しいため、配慮が必要だと思います。高校時代は隠れて飴を舐めたり、お弁当のおかずをつまんだりしていました。空腹で集中力が散漫になるということは人なら誰でも起こりうることです。その大小には個人差があり、HSCは空腹を感じるたびに疲弊してしまうのです。

お腹が減った時に食べることができず、みんなで同じ時間に食事をする。学校という集団生活に辛さを感じるのは仕方がないことです。そして食べたい時に食べたいと思うそんな自分をわがままだと考え、恥じたりするのです。他の人と比べて足りないものやできないことがいくつもあることに気がついてしまいます。

のどが渇いたり、お腹が空いたり、そのくらい我慢すればいいという人もいます。そういう人きっとお腹が空いても気分が悪くなったりすることはないのでしょう。ちょっとした間食をとることで体調不良を防ぐことができるなら、我慢する意味はないはずです。

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