紅葉シーズンに見に行くならいつ?
春には桜も美しい西山興隆寺は、県指定の名勝になっています。
国宝、文化財も多く秋の紅葉は通称「もみじ寺」と呼ばれるほど、美しい景色が楽しめます。
年間を通じて参拝観光客も多く、筆者は紅葉シーズンになると毎年訪れています。
今年の紅葉のピークは12月の初旬あたりだと考えられます。見頃は例年11月下旬から12月上旬くらいです。
11月20日頃は、まだ緑が多く感じられます。緑と紅葉の対比も美しいです。12月10日頃は落葉して色とりどりの落ち葉が足元を彩るのもまた美しいです。
西山興隆寺は愛媛県内随一の紅葉の名所ですが、年間を通して多くの観光客がおとずれています。
午前中が狙い目?対向車に注意!
朝早い時間は比較的空いているので、混雑を避けたい人は朝7時から9時頃の来訪がおすすめです。
興隆寺までの道はせまく、対向車には注意が必要です。紅葉などの混雑時期はとくに車で来る人が多くなります。観光バスが来ることもあります。
駐車場を降りてから本堂までは長い階段をのぼります。湿った地面はすべりやすくなっているので、できるだけ歩きやすい靴をはいていくと安心です。
筆者が訪れるときはよく駐車場付近で小さな朝市をしていました。昨年も野菜や果物、乾物などを売っていて、本堂まで行って帰ってくるころには野菜はほとんど売り切れていました。
昨年訪れたのは、11月の勤労感謝の日でした。
途中の階段は緑が多くまだまだこれから紅葉本番という様子でした。よく日が当たっているところは赤いもみじが映えてきれいな景色が見られました。
本堂までの登りは歩きやすい靴で
本堂まで続く長い登り道、階段を上がっていく途中も足元の落ち葉や木漏れ日がとても良い雰囲気です。濡れた落ち葉は大変滑りやすくなっています。また、道幅がせまくなっているところもあります。
階段の途中で、すれ違うときにはゆずり合いながら進みます。崖側を通る場合はとくに注意したほうがいいでしょう。
去年は朝9時頃に行きましたが、前日の雨で足元がぬかるんでいるところもありました。階段を登っている間は日陰が多く、肌寒かったです。本堂まで登れば日当たりもよくなり階段を登って体もあたたまります。
本堂付近には看板犬がいました。大人しく座っていたので、なんとなく利口そうな犬だなあと思いました。
お賽銭を入れて梵鐘をついてみました。それなりに力を入れないと、鐘の音がちゃんと鳴らないと分かりました。こちらのお寺では誰でも鐘をつくことができるようになっていました。お寺によっては梵鐘に近づけないところもあります。もし梵鐘をついてみたいかたはぜひ常識の範囲内で。
本堂は日当たりがいいためか、とてもきれいで、紅葉が進んでいるように見受けられました。
山の高低差に加えて、朝夕の寒暖差もあるので、訪れる際は調節しやすい服装がいいでしょう。
本堂まで登るのはなかなかいい運動になります。
本堂で休憩&紅葉を楽しむ
みなさん本殿に着いたら、座って休憩しながら紅葉を楽しんでいました。水筒に暖かいお茶を入れて持って行ったので、座ってほっとひと息つきました。
お賽銭を入れるともらえる小さな組紐が置いてありました。筆者は以前来たときにもらった物があるのでお賽銭だけ入れました。可愛いお守りもありましたが手元に色々なお守りがあるので見るだけにしてておきました。
筆者は11kgの子どもを抱っこひもで抱えて行ったので、かなり疲れました。さらに子どもを抱っこしていると足元が見えづらいのでさらに歩きにくいです。石段の途中で危ないと思うところもありました。天候などで滑りやすくなっている箇所があったので、気をつけて本堂からおりて帰りました。
今年は子どもを抱っこできそうにないので、西山興隆寺の紅葉はまた次の機会に行く予定です。
子どもたちが自分の足で行き帰り歩けるようになったらぜひま
た行きたいと思います。
小さな子ども連れはあまり見かけません。本格的な登山姿の人はよく見かけました。
2年前の写真もありました。
このときも11月下旬ということで、緑色の面積が多かったです。ただ、早めに赤くなっている紅葉もあり、きれいな紅葉を写真に収めることができました。
住所:西条市丹原町古田1657
電話:0898-68-7275
営業時間:7時〜17時
駐車場:有り